今回は、初心者の方向けに寝袋(シュラフ)を選ぶ際に必要な基礎知識について書いていこうと思います。
シュラフはどんなのを選べばいいの?
モンベル?NANGA?高くない?
冬キャンプに必要なスペックってどこを見たら良いの?
こんな悩みをお持ちの方にはピッタリの記事になっています。
これを書いている僕はキャンプ歴5年目・年間10泊以上キャンプに行っています。
僕の今まで得た知識や経験をもとに書いていくので、初心者の方にはきっと参考になると思います。
それでは行きましょう!
初心者必見!寝袋(シュラフ)選びの基礎知識!
初心者の方の中には寝袋なんて寝られればいいじゃん。なんて考えている方もいるかもしれません。
夏場はそれでもいいかもしれませんが、これからの冬の季節はシュラフをしっかりと選ばないと最悪命に関わります。
この記事でシュラフ種類やスペックの見方など、シュラフ選びに必要な知識をご紹介するので自分のキャンプスタイルに合ったシュラフをしっかりと選んでいきましょう!
シュラフの種類【マミー型・封筒型】
シュラフには大きく分けてマミー型と封筒型の2種類あります。
見た目で分かりやすいので画像でご紹介します。
なんだかエジプトのピラミッドの中にいそうなのがマミー型(笑)
名前の通り封筒のような形をしているのが封筒型です。
マミー型は頭も含めて全身が覆われるのに比べて、封筒型は首から上が出るような形になっています。
中綿の種類【化繊・ダウン】
シュラフの中綿も大きく分けて2つ、化繊(ポリエステル)とダウンがあります。
化繊の特徴
- ダウンに比べて比較的安価
- 家庭用の中性洗剤で洗濯ができる
- ダウンに比べて大きくかさばる
ダウンの特徴
- 化繊に比べて値段が高価なものが多い
- 洗濯するには専用の洗剤が必要
- 化繊に比べて軽量コンパクト
シュラフの洗濯は1シーズンに一回程度なので、基本的には
化繊は安いけどかさばる。
ダウンは高いけどコンパクト。
という認識で問題ないと思います。
1番大事!シュラフのスペックの見方!
シュラフ選びで1番重要なのが対応温度です。
そのシュラフがどれくらいの気温に対応しているかを示す指標になります。
快適使用温度・限界使用温度
という書かれ方をしています。
快適使用温度
こちらの数字が一般的な女性が寒さを感じること無く寝られる温度です。
一般的に女性の方が男性よりも寒さを感じやすいことから約5℃程度高めに算出されているみたいです。
限界使用温度
こちらは一般的な男性が寝袋の中で丸くなって8時間寝られる温度です。
この気温以下で使用するのはリスクのある温度となります。
シュラフのメーカーによってはこれよりさらにもう1つ低い温度が書いてある場合がありますが、通常のキャンプで使用するには上記の快適使用温度以下から限界使用温度の間までの気温で選んでください。
シュラフを選ぶ際には自分がキャンプで行く地域のキャンプに行く季節の気温を把握しておくのが必要になります。
フィルパワー(FP)とは?
ダウンシュラフのスペック表に書いてあるフィルパワーとはダウンの品質を表す指標です。
ダウンのふくらみ度合いによって数値が高くなりますが、ダウン素材は空気を多く含むほど断熱保温効果が高くなるのでこの数値が高いほど高品質のダウンということになります。
シュラフの値段の差はこういった中綿のスペックやシュラフの素材によって大きくなります。
一概に高いものほどいいという訳ではなく、自分のキャンプスタイルに合ったスペックのシュラフを選ぶ事が大切です。
キャンプでの睡眠は大事!シュラフ選びは慎重に!
キャンプでの睡眠はキャンプの質を左右するほど大切なモノです。
寒くてよく寝られなかった…。
なんてことになってしまったらせっかくのキャンプが残念な思い出になりかねません。
車でキャンプに行く方は睡眠不足での運転も危険ですしね!
なので、シュラフは自分のキャンプスタイルに合わせて最適なものを選んでいただきたいと思っています。
またシュラフはメーカーによってサイズも様々なので、出来ればネット通販だけでなく実店舗で実際に試してみることをオススメします!
今回は以上です。
この記事が読んでくれたあなたのお役に立てたら嬉しいです。
それではまた別の記事で。
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