今回の記事では、
テントの選び方が分からない
種類がたくさんあるけど何が違うの?
テント選びで失敗したくない
こんな悩みをお持ちの方へ向けて、テントの種類や選び方を徹底解説したいと思います。
キャンプ歴5年・年間10泊以上の僕が今までの経験や知識をもとに書いていきますので、ぜひ最後までごらんください。
以前書いた僕のオススメテントの記事はこちら
僕が実際に使用したことのあるテントのみ紹介しているので、参考になると思います!
それでは行きましょう!
徹底解説!テントの種類と選び方!
現在のキャンプブームも重なって、各メーカーから様々なタイプのテントが発売されています。
しかし、テントのタイプによってメリット・デメリットがあるのでそれぞれの特徴を理解して、自分の用途・目的にあったテントを選ぶことが大切です。
種類・素材・収容人数・耐水圧
それぞれ解説していきます!
大きく分けてもこれだけあるテントの種類!
まずはテントの種類から、大きく分けて以下のとおりです。
ドーム型
ツールーム・トンネル型
ワンポール・ベル型
ワンタッチ・ポップアップテント
Aフレーム型
ドーム型
テントの種類の中で1番ポピュラーなタイプのドーム型。
急な悪天候や強風にもある程度耐える事が出来るので、初心者にオススメ出来るだけでなく山岳テントの様な厳しい環境を想定されているテントでも採用されることの多いタイプです。
僕も初心者の時にとあるサイトで、初心者はドーム型を買ってテントの基本的な設営・仕組みを理解すると良いというのを見て最初のテントはドーム型にしました。
各メーカーから発売されている種類も多いので選択肢が広いのもメリットの1つです。
ツールーム・トンネル型
基本的な形はドーム型と似ていますが、こちらはいわゆる寝室とリビングが一緒になっているタイプのテント。
タープやシェルターとテントの両方を持っていかなくても、これ1つで対応出来るので荷物が少なくて済むのが大きなメリット。
その反面レイアウトの自由度が低いというが少しデメリットに感じる方もいるかもしれません。
ファミリーキャンプを中心に人気の高いタイプですが、近頃はソロ用のツールームテントも発売されています。
少し形が違うのがトンネル型、筒のような形をしていて寝室とリビング部分の天井高が同じなのが特徴です。
DODのカマボコテントなどが代表的。
ワンポール・ベル型
三角の形が特徴的な近頃人気の高いワンポール型のテント。
その名前の通りポール一本のみで立ち上げるので設営が分かりやすく非常に簡単です。
しかしドーム型と比べて風に弱いのがデメリット。
ベル型は同じワンポールのテントですが、サイドが立ち上がっているのが特徴。
サイドが立ち上がっている分、ワンポールテントより空間が広く使えるのがメリットです。
ノルディスクのアスガルドなどが人気です。
グランピング施設などで多く採用されるオシャレで高級感のあるテントとして、近頃キャンプ場で見かけることの多くなったテントです。
ワンタッチ・ポップアップテント
ワンタッチテントはテントの上部に傘の様な機構がついていて、紐を引っ張るだけで設営の出来るテントです。
暗い中でも簡単に短時間で設営が出来ることから、キャンプツーリング向けに発売しているメーカーもあります。
ポップアップテントは、円形の収納状態から開くとそのままテントになるというタイプ。
BBQ場などでシェルタータイプのものをよく見かけますが、最近ではキャンプ用のポップアップテントも増えています。
コールマンのクイックアップドームなどが有名です。
シングルウォールのテントもあるので、タープなどが別途必要な場合もあります。
Aフレーム型
入り口部分のポールがアルファベットのAの形になっているのが特徴的なテント。
有名なところだと上記画像のテンマクデザインのPEPOやモンベルのムーンライトなどがあります。
形が非常に個性的なものが多く、他の人と違うテントが欲しいという人にはオススメのタイプです。
上記のムーンライトは設営も非常に簡単で、月明かりだけで設営が出来るということからその名前がついたらしいです。
結構大切!テントの素材について
テントの素材もテント選びにおいて大切なポイントになります。
素材ごとのメリット・デメリットをご紹介します。
ポリエステル
テントの素材として1番多く採用されているのがポリエステル素材。
吸湿性が低いため乾きが早くテントの管理が非常に楽になります。
テントに水分を残したまま保管すると、テントの寿命を縮める原因になってしまうので大きなメリットです。
また価格が比較的リーズナブルなテントが多いのもポイント。
デメリットとしては、火に弱いので火の粉などが当たるとすぐに穴が開いてしまうので焚き火を楽しみたい方は注意が必要です。
ナイロン
ポリエステルに比べて軽くて丈夫なナイロン素材。
その特徴から山岳テントにも採用されることの多い素材なので、軽量なテントを探している方はナイロンのテントをオススメします。
価格が高くなってしまうがデメリット。
コットン・ポリコットン
天然素材の風合いが特徴的なコットン素材。
ノルディスクのアスガルドや、テンマクデザインのサーカスTCなどが人気です。
上記の素材に比べて通気性がよく夏は涼しく、冬は熱を逃がしにくいというのがメリット。
また火にも強く少しの火の粉くらいでは穴が開かないのでテントの近くで焚き火がしたいという方にはオススメの素材になっています。
デメリットは雨に弱く、重量が重くなりがちという点。
水分を吸うと非常に重くなり他の素材よりも乾きにくいため、管理は少し大変かもしれません。
キャンプに雨はつきもの、耐水圧って?
次はテントのスペック欄にも書いてある耐水圧について。
耐水圧とはテントがどれほどの雨に耐えられるかというのを表した数値になります。
安価なテントも増えているので、耐水圧はしっかり確認することが大切です。
一般的にキャンプをする際にテントに必要な耐水圧は1500~2000mmほどあれば安心と言われています。
収容人数は少し少なめに考えると安心!
最後はテントの収容人数についてです。
収容人数については実際に使う人数よりも1~2人多いタイプのテントを選ぶと快適に使用出来ると思います。
人数ピッタリのテントだと寝る時窮屈になってしまうので注意が必要です。
自分に合ったテント選びを!
今回は以上になります。
テント選びではデザインに目が行きがちですが、その他のスペックも加味して考えたほうがテント選びで失敗しないと思います。
この記事が少しでも読んでくれたあなたのお役に立てたら嬉しいです!
それではまた次の記事で!
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