今回の記事では、キャンプで使うバーナー類の基本的な部分を解説していきます。
バーナーってどんなのがあるの?
燃料による違いって何?
結局どれを選べばいいの?
こんな疑問をこの記事で解決していきます。
これを書いている僕はキャンプ歴5年・年間10泊以上しているソロキャンパーです。
今まで調べたことや、キャンプでの経験をもとに解説していくのできっと参考になると思います!
それでは行きましょう!
初心者必見!キャンプの必需品?バーナーの基礎知識!
バーナーはキャンプで煮炊きをする時に必要なものになります。
私は焚き火だけでキャンプをするんだ!!
っていう方には不要のものですが、初心者の方を含めキャンプをするには無くてはならない必需品になってくると思います。
バーナーを選ぶ時はどの燃料にするか?を先に考えると選びやすくなると思います。
ざっくり燃料別に上げると以下の通り。
ガス(OD缶orCB缶)
灯油
ガソリン
アルコール(燃料用アルコール)
最初のうちはこれだけ知っておけば大丈夫です。
先に結論から書きますが、初心者の方にはガスバーナーがオススメです。
その理由も含めて、早速それぞれの特徴を解説していきます!
ガスバーナーの特徴
まずはバーナーの代表格とも言えるガスバーナーから。
ガスバーナーの特徴は以下の通り。
点火が簡単
燃料が手に入りやすい
匂いが少ない
みなさんも一度は家庭のコンロを使用したことがあると思います。
家庭のコンロに比べると多少の違いはあれど、基本的な使用感はほとんど変わりません。
初心者でも扱いやすいのがガスバーナーの最大の魅力だと思います。
キャンプで使用するガス缶はOD缶とCB缶に分けられます。
OD缶とCB缶の互換性はありませんので、どちらのガス缶を使用するかによってバーナーを選ぶ必要があります。
またOD缶同士でもメーカーによって互換性が無いものもあるので、基本的にはOD缶CB缶どちらを使用するにしてもメーカー推奨のガス缶を選ぶようにしてください。
OD缶とは?
OUT DOOR(アウトドア)の頭文字からそのままOD缶です。
名前の通り野外で使用することを想定されたガス缶で、寒冷地などの野外でも火力が安定して使用出来るというメリットがあります。
その反面、価格がCB缶と比べて高価で販売場所(アウトドアショップ・ホームセンターの一部)も限られています。
CB缶とは?
カセットボンベ(Cassette Bombe)の頭文字からCB缶。
家庭にあるカセットボンベに使用される一般的なガスボンベです。
コンビニやスーパーでも比較的安価に入手することが出来るというのが1番のメリット。
ですが、OD缶に比べ寒冷地の使用では火力が弱くなってしまうというデメリットもあります。
ガスバーナーにはどんな製品がある?
OD缶、CB缶それぞれオススメのガスバーナーをご紹介します。
SOTO AMICUS(アミカス)
OD缶のバーナーの中では1番メジャーなバーナーだと思います。
こちらはOD缶の上部に直接付けて使用する一体型のタイプ。
火が出る部分が中心に向かってくぼんでいるので、風の影響を受けにくいというのも特徴です。
収納時もコンパクトでOD缶と一緒にクッカーに入れて持ち運びも出来ます。
SOTO マイクロレギュレーターストーブ
こちらも同じくSOTOのバーナーですが、先程の一体型のバーナーと違いこちらは分離型。
OD缶の上に付けて使用する一体型に比べ、分離型は重心が低くなるので安定するのが特徴。
また、ガス缶と火が遠くなるのでスキレットのような調理器具自体が熱くなるモノを使用する際にガス缶が高温になるのを防げます。
イワタニ ジュニアコンパクトバーナー
こちらはCB缶を使用したイワタニのジュニアコンパクトバーナーです。
非常に扱いやすくゴトクも比較的に大きめなので安定感もあります。
また、メーカー推奨のイワタニのカセットガスボンベは売っている場所も多く安心して使用することが出来ます。
灯油式バーナーの特徴
灯油を使用するバーナーの特徴は以下の通り
燃料が手に入りやすい
他の道具と燃料の統一がしやすい
燃費が良い
灯油は全国のガソリンスタンドで手に入るので燃料切れの心配はありません。
灯油を使用したキャンプ道具も多く(ストーブ、ランタン等)、灯油だけ持っていけば他に燃料はいらないという揃え方も可能になります。
バーナーはガス、ランタンはガソリン、灯油ストーブも持っていく!という場合燃料だけで結構な荷物になります。
また初心者の方は、灯油式バーナーを含む液体燃料系のバーナーはポンピングやプレヒートといった手順が必要な為ガスバーナーに比べると扱いづらいというのも覚えておいてください。
灯油式バーナーにはどんな製品がある?
ここでは僕が欲しい灯油式バーナーをご紹介します(笑)
MANASLU マナスル126
入手が困難になるほどマニアの間で人気のマナスルは国産の灯油バーナー。
別売りのマナスルヒーターを使用すればストーブ代わりにもなりますが、こちらも現在は入手困難(笑)
デザインが好きで欲しいんですが、価格的に数年単位で見送り中…。
ガソリンバーナーの特徴
ガソリンバーナーはガソリンを使用したバーナーです。
正直上級者向けの道具だと僕は考えています。
本記事は基本的に初心者向けの記事なので、ガソリンバーナーについてはざっくりと。
山頂や寒冷地でも使える
火力が強い
僕もいつかはガソリンバーナーに挑戦したいと思っています。
その時はまた詳しく掘り下げた記事を投稿します!
ガソリンバーナーにはどんな製品がある?
SOTO ストームブレイカー
名前がカッコいいSOTOのストームブレイカーはノズル交換無しでOD缶、ガソリン(タンク別売り)どちらでも使用できる製品です。
アルコールバーナーの特徴
燃料用のアルコールを使用したバーナーです。
他の液体燃料に比べて扱いやすい
値段が安価
燃焼音が静か
同じ液体燃料の灯油やガソリンとは違い燃料を受け皿に入れて火を付けるだけなので比較的扱いやすいと思います。(使用前のプレヒートは必要な為、点火から使用できるまで少し時間がかかります)
燃料であるアルコールもドラッグストアに売っているので入手もしやすいと思います。
その反面、他の道具と燃料の統一はしにくい点、ゴトクは別で用意しないといけないというデメリットもあります。
アルコールランタンもあるにはありますが、とにかく燃費が悪いです(笑)
別の記事でアルコールバーナー(アルコールストーブ)の魅力を書いているので、興味のある方はこちらの記事もごらんください。
アルコールバーナーにはどんな製品がある?
トランギア アルコールバーナー
僕のメインバーナーのトランギアのアルコールバーナーです。
真鍮製のボディが大好きでここ数年ずっとこのバーナーを愛用しています。
エバニュー Tiアルコールストーブ
作りはほとんどトランギアのバーナーと同じですが、こちらはチタン製の為とにかく軽いです。
初めて持った時はビックリしました!
最初はカセットコンロでもOK!
いろいろと解説しましたが、最初のうちは家庭にあるカセットコンロでも全然大丈夫です。
色んな記事で言っていますが、とりあえず一度キャンプに行ってみて自分が必要だと思った道具を揃えていくというのがキャンプ道具選びで失敗しないコツだと僕は考えています。
とにかく一度キャンプに行って、魅力を存分に味わってください!
今回の記事は以上になります。
この記事が読んでくれたあなたのお役に立てたら嬉しいです。
それではまた別の記事で!
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